中国旅行@深圳 4~7日目

4日目は朝一から义乌から深圳への移動日で、6時に起きて空港へ向かいました。

元々朝が強い人間ではありますが、ここ数ヶ月ほぼ毎日深酒をしていて

流石に体は正直なものでスッキリ起きるのがしんどい日が多かったです。

6時に目は覚めても体が動かず布団でダラダラして気づいたら7時。

会社勤め晩年期の先月も8時ギリギリまで寝ていた日ばかりでした。


が、中国に来てからの日々は劇的にそれが変わりました。

それは何故かと言うと、中国のお酒事情が日本と異なるからです。

日本だと、ビール、酎ハイ、焼酎、ワイン、日本酒、ウィスキー等ありますが、

中国では、ビールの次はいきなり紹興酒とか白酒になってしまいます。

一応ワインとかも売ってはいますが、値段は最低1,000円を超えてしまいます。

ほこりをかぶっているようなワインをこの値段で買う奴いるんかいなと思いつつ

国内の酒業界を保護する効果は絶大だなと感じました。


で、とどのつまりビールしか買えないわけですのでそこまで深酒にならない。

まして中国ビールのアルコール度数は5.5%とかなので何本飲んでも酔わない。

というわけで、この1週間で少なからず肝臓は元気になったでしょう、多分。


さて深圳での活動ですが、イーウーに引き続いて毎日取引先を回りました。

着いた当日もホテルでのチェックインを速やかに済ませ、近くの会社でしたが、

先方の担当が、下地铁坐电动车过来15元钱(地下鉄を降りた後は電動車で

15元(200円)位で来れるよ。)というので电动车って何だろう、

空港内を走るあれかな、駅から会社まで繋がっているのかー、

さすが深圳!と勝手に妄想していました。ところが駅に着いたら

客引きのおっさんばかりで何となく察しが…。どうやらこれだったんですね。



バイクやん、それ摩头车やろ、何が电动车とかこじゃれた言い方やねん。

中国は公共交通機関の値段差が半端じゃなく、バスなら2元で行くところが

タクシーだと50元を軽く超えるところも多々あり、電動車で15元ということは

高くつくことが想定されたので、やむなくこのアバンギャルドなバイク様の

後ろに乗ったわけですが…、そういえばバイクの後ろに乗るとか初体験でした。


はっきり言って怖かったです。全く知らん男の肩とか持ちたくもないので、

どうにかバランスを取ろうとしましたが、信号無視、車の間をすり抜ける、

カーブは減速しないというアバンギャルドな運転でかなり恐怖でした、はい。

ちなみにその後この乗り物に乗ることは無く、二度と無いでしょう。

(身がいくらあっても足らんわ…。)


肝心の商談については、無事に現場には到着して、有意義な話をできました。

义乌の時もそうでしたが、今回の出張は食事こそあれど酒を飲み交わすことが

ありませんでしたので、スケジュールを確実に遂行する事が出来ました。

翌日も朝から晩まで深圳を動き回ったのですが、地下鉄の端から端まで乗り、

他の広州、香港、上海、北京の地下鉄以上に詳しくなりました。

dav

宿泊場所は空港から近めの国龙という場所だったのですが、

2日目の朝まず向かったのは双龙という地下鉄の終点で、いや遠かっただす。

写真の通り、深圳は地下鉄の路線が8種類あるのですが、主要駅で乗換をして、

合計で約2時間半位掛かったかと思います。

でも運賃は12元ぽっきりで、日本円にしてたったの240円弱。

あり得ない安さですね。日本なら2000円近く掛かるのではないでしょうか。

中国は日本の12倍以上の人口がいるのでこれで維持できるのでしょうし、

国民の生活水準を考えると妥当なのかもしれません。


その日の午後も事務所と工場を訪問し、現状把握と情報収集ができました。

今便利だなとつくづく思うのが、スマホのアプリを通じていつでもやり取りが

できる点です。無駄に中国との関りが長く、約10年前はメールでの連絡か

阿里旺旺というチャット形式でのやり取りでしたが、その都度パソコンを開く

必要がありましたが、今ではwechatでいつでもどこでも連絡を付けられます。

まして、ウェブサイトで商品等を確認することができるので極端に言えば

わざわざ現地に行く必要はないのかもしれません。


それでも敢えて僕が現地に行くのは2つ理由があって、

1つはやっぱり足を動かして、相手と実際に会ってこその取引であって、

ネットでぽちって商品届いて売れましたーなんてのはお遊びだと考えています。

百歩譲って国内取引ならまだそれでもまかり通ると思うのですが

外国との貿易である以上は、お互いの商取引はおろか文化から異なる者同士が

やはり人間関係を構築してこそ長く取引を続けることができると思います。


その上での僕の(つたない)中国語もツール以上、ツール未満の価値があり、

勿論通訳や翻訳アプリを通じて会話をするのもアリだと思いますし、

AIが急速に普及する昨今では必須になるのかもしれません。

ただ、やっぱり相手の立場になると自国の言語を喋ってくれるというのは

すごいなーと思うと同時に嬉しいと感じてくれているのは確かで、

入乡随俗(郷に入っては郷に従え)は大切なことだと思っています。

dav

編集後記:中国のサービス水準はまだまだだなと思ったことがあります。


・客の希望通りに座席を手配しない。

・航空機が下りてから陸送が異常に長い+連絡バスの手配の段取りが悪い。

・混雑が想定できる中で、トランジットの段取りが悪い。

・ゲート変更のお知らせが適切になされていない。


帰りの便で一番後ろの席を指定したにもかかわらず後ろから1つ前で

普通に他の乗客が乗ってきたのはまぁ、敢えて空けておいたのかもしれないと

大目に見ます。が、いくら空港が大きいからと言って、着陸してから40分も

陸を走り続けるのは本当に非効率ですし、その後の連絡バスが来ていないとか

どういうこと?と感じました。帰国便は深圳→上海→広島だったのですが、

トランジット時に出国手続きを兼ねる形になったのですが、てっきりそのまま

转运(トランジット)に向えると思いきや、一旦外に出て入り直すことになり、

この時点で搭乗まで1時間を切っていたので焦り始めました。


その後指紋チェックや荷物チェックがかなり混雑していてイライラしつつ

どうにか残り20分前位で搭乗ゲートに到着し、バタバタお土産を購入して一息。

で、一応ここであってるよなと確認すると違う目的地の表示。

は?とスクリーンを見ると広島行は違うゲートの表示で変更の記載もない。

上海の手続き時に例の座席を(意図的に)変えた人間がわざわざマルまでつけて

いることに失笑すら覚えますが、これがまだまだ中国のクオリティなんだなと

納得しました…。