平成27年度回天追悼式

ニュース等で年末に関する内容も増えてくるこの頃、この1年もあっという間でした。 今年は戦後70年ということもあり、例年以上に戦争に関して耳にする機会が多かったように感じます。 折門昨日は所属する回天顕彰会主催による回天追悼式が執り行われました。 c0104626_10294299   昨年から携わらせて頂いている当追悼式ですが、遺族の方々の他多くの参列者の姿を目にして、 今年も大変意義深い時間だったと感じています。 遺族の代表の方のお言葉の中に「これだけしっかりとした式をしてくださる会は他には無い。」とあり、 主催者側の端くれとして嬉しく思うと同時に、今後も欠かしてはならないと強く思った次第です。 1つ印象的な事があったのですが、実はここ数年間毎年雨に降られていました。 ハレの日に雨が降るのは日頃の行いが悪いという習わしもあり、今年は晴れることを願って準備してきました。 ここ数週間晴れが多く当日も晴れの予報でしたが、状況が変化し週末は雨100%という予報…。 ところが、当日朝は晴天とまでは言わないまでも、比較的明るくこれはもしかしていけるかもと思いました。 式典は11時30分からだったのですが、少しずつ雲行きは怪しくなってきていてどうにか持ってくれと 皆で願っていたところ、開始20分前の11時10分頃に急に大雨が降りました。 「よりによって…。」とがっかりしつつ合羽やら傘やらの準備に移りつつあった中、何と数分で雨が止みました。 その後式典期間中に雨が降ることはなく、航空自衛隊の慰霊飛行も無事に行われました。 当初大雨の予報が覆ったことに本当に驚きましたが、これは関係者全員の日頃の行い、そしてこの式の為に 準備してきたことに対する烈士たちの感謝がそうさせてくれたのだろうと思っています。 ただ、一瞬とはいえ雨が降ってしまったことは、準備不足など我々の至らない点に対する叱咤だと捉えており、 来年は一つ一つのミスを無くしてより確実なものにしなければならないと強く感じています。 IMG_20151109_110059 上記の冊子の準備にも携わったのですが、内容一つ一つにも更に注意を図る必要性を痛感しました。 また、どこに何を持参するか等基本の部分がヒューマンエラーによってバタバタしてしまった為、 来年からはチェックリスト等極力システム化できるように考えていこうと思います。 IMG_20151108_082532 せっかくの機会なので、備忘録も兼ねて戦争と平和に関して持論を述べてみようと思います。 僕自身の「戦争観」は、戦争とは時代の一過程であると捉えています。 無いなら無いに超したことはないものの、性格はおろか人種も異なる人が100%分かり合うことは不可能。 誤解を恐れずに言えば、1対1の喧嘩の拡大版が戦争であって、これまで起きた悲劇は避けられなかったと思っています。 戦争を行う上での原爆等兵器の他手段に関しては議論の余地はあると思いますが、 世界中を巻き込む形で国と国が闘わざるを得なかったのが20世紀という時代だったと考えています。   では、所謂戦後と言われる今を生きる我々が戦争を繰り返さない為にすべきことは何でしょうか。 まず、敗戦国として「平和」の尊さを各人が持ち続けることが最も大切なことだと思います。 然しながら一方で、平和を叫ぶことが独り歩きしつつある現状が顕在化しつつあるように感じます。 平和を盾にして日本という国の立ち位置を危うくさせる活動をする存在は少々目に余ります。 僕たちが本当になすべきことは、時代に合わせた柔軟な思考力を持つということだと考えます。 単に戦争=悪と主張をするだけではなく、戦争を起こさない為の抑止力=軍事力を持つべきと言うことです。 これは戦争をする為ではなくしない為の手段であり、バランスオブパワーという考え方です。 bal-4   米国や中国はおろか北朝鮮ですら他国を標的にできる核ミサイルを保有している現実世界において、 自国の国民ならびに領土を守る為に自衛隊が出来ることを拡大していくことは至上命題でしょう。 そしてこれはこれまでなんだかんだ平和を成就してきた日本人の感覚を変えることにも繋がります。 つまり、自衛隊に丸投げではなく国民一人一人が平和に対する自覚を持つ時機にすべきである思っています。   編集後記:日頃お世話になっている方がこの度旭日単光章を受賞なさったのですが、 そのような勲章を受けられる方が身近で初めてなもので、本当に凄いなぁと思います。 利他的な活動を続けてきた結果で、ご本人も喜びもひとしおでしょう。 金と地位と名誉の3つで一番得るのが難しいのは名誉だと思っていて、 人生の中で一度くらい「名誉なことです。」とでも言ってみたいものですね!