平成28年度回天追悼式

    2016年11月13日(日) 。今年も回天烈士に向けた追悼式が執り行われました。 ここ数年曇りあるいは雨であった中、今年は暖かさも感じるほどの晴れの天気に恵まれました。 「天気は選べない」と良く言われますが、大変よい日取りになったのではと思っています。 参加させて頂くのは今年で3回目ですが、細かい流れは未だ理解できていないところがありました。 とはいえ、どのような準備が必要でどういう事を手配して、当日は何をするかと言う流れは大凡理解できており、 諸先輩方のご指示を併せて行動をしてきました。   私見としては、今年の追悼式は僕の知る中では一番良い内容であったと感じます。 それは、好天の他追悼式全体の流れを見ていた中、ご遺族の方々、議員の方々あるいは一般の参列者の皆様が 「来訪して良かった」と言って頂けるそれにふさわしい内容であったと信じている次第です。 遺族の方々の高齢化が進む中、果たして第三者である我々がどのようにしてこの回天追悼式を継続していくかは 大変重要な課題でありますが、参加者全員の強い「想い」無しには絶対に成立しないことだと強く感じています。     「回天」に関して具体的に述べさせて頂くと、 超大型魚雷「九三式三型魚雷(酸素魚雷)」を転用し、特攻兵器としたもので、直径61cm、重量2.8t、炸薬量780kg、時速48ノットで主に駆逐艦に搭載されました。 回天はこの酸素魚雷を改造した全長14.7m、直径1m、排水量8tの兵器で、魚雷の本体に外筒を被せて気蓄タンク(酸素)の間に一人乗りのスペースを設け、 簡単な操船装置や調整バルブ、襲撃用の潜望鏡を設けた。炸薬量を1.5tとした場合、最高速度は時速55km/hで23キロメートルの航続力がありました。 ハッチは内部から開閉可能なものの脱出装置はなく、一度出撃すれば攻撃の成否にかかわらず乗員の命はない構造でした。(引用;wikipedia)   この表現からしても搭乗員はイコール死を意味することは自明の理であり、当事者となった時の彼らの心情を推し量ることは想像に余る部分があります。 勿論、現代と違う情勢であるが故、我々が感じたことのないような所謂アドレナリンというような目に見えない力が彼らを突き動かしたのかもしれませんが、 生命という観点を取って鑑みるならば、極めて難しい状況、そして決断だったと考えざるを得ません。 話が戻ってしまい恐縮ですが、この回天追悼式が毎年開催される山口県周南市大津島の回天記念館には数多くの品々が残っており、 戦時中当時の状況を感じることができる大変貴重な場です。今後もより多くの方の来訪を願っている次第です。       さて、追悼式は13時前には終わりましたが、僕は甘酒の無料配布も担当しました。 当初は室内で入られた方に配るだけでしたが、殆どの人が通過してしまっていたこともあり、 即座に店外に甘酒の鍋等を移動して配ったところ、ほぼ全ての人が受け取ってくれて大好評でした。   ただ、敢えて言うならば、改善できる点があると感じた事があります。 1つは今回の事例の通り、目に触れる「場所」をもっと考える価値があるということ、 そしてもう1つは、これだけ美味しい甘酒の製造者に関する触れ込みが何も無かったという事です。 回天顕彰会の原田会長が代表の「はつもみじ」という酒造が製造する甘酒なのですが、本当に美味しい。 成人前の正月に一度甘酒を飲んだ時クソまず過ぎて二度と飲むまいと思っていて早15年ですが、 今回この甘酒を飲んで、雑味のない純粋な甘酒はこれほどまで美味しい物なのかと本気で驚きました。 それだけに、来年ももし同じく甘酒を提供するのであれば、もっと宣伝していきたいと強く思います。 回天顕彰会はそもそも利益団体ではありませんが、バックアップをしてくださるはつもみじ他多くの企業が恩恵を得てこそ、 回天追悼式他関連事業の継続的な運営への力になるのではと感じています。     これまでもブログで幾度となく「平和」に関して持論を述べていますが、 誤解を恐れずに言えば、価値観は時代の流れで大きく変わっていると思っています。 第二次世界大戦後からほんの暫く続いた「核放棄」ありきの議論とは異なり、 今は果たして「核」保有国をどのようにコントロールしていくかでしょう。 言い換えれば、現時点の日本国憲法ありきで全てがまかり通ることは難しく、 間違いなく平和憲法からの昇華が必要な時が来ていると僕は感じています。 勿論、必要以上に戦時力を追求することが全てではないことも当然理解しています。 トランプ次期大統領を踏まえた米国との関係性も極めて重要だとも思います。 ただ、何十年と続いた日本国の平和に対する価値観を変えなければならない時期が来ているのではと 個人的には感じていて、でもそれは敵に勝つのではなく、平和を愛する日本人だからこそ望むことができる 尊い気持ちであると、僕は強く感じている次第です。   長くなりましたが、僕は回天顕彰会に携わる中で「平和と闘争」の難しさをより感じています。 誰でも平和が一番良いというのが本音ながら、決してそんな風に上手く行くことはまずありません。 未だ世界中で闘争が続いている中、似非平和を享受する日本人としてやるべきことは何なのか、忸怩たる思いです。 コミュニティに所属する中で感じた事、学んだ事を如何に外に向けて情報発信し、そして共有していけるかを これからの一つの課題として前に進んでいければと思っています。     編集後記:   物凄く余談ですが、僕の地元はブティックホテル(ラブホ)が多いです。(写真は無いよん。) 東京在住時には歌舞伎町や道玄坂にあるそれを何度か利用しましたが、 こちらに戻ってきてから感じることは、「田舎は捨てたもんじゃない!」という事ですね。 「こいつ何言うとんねん?」かもですが、都会のような煌びやかさ、設備性重視が全てじゃないなぁと。 街灯もないような暗ーい国道を走る中、見つけたラブホは上記のそれより勝るものがあり、 入った受付に設置されるコンドームの自販機、そして部屋にも置かれるコンドームを見て、 サービス精神満載さを見てエロさを超越し感動すら覚えてしまうわけです。   ん?何回天だ、俺。いや、間違えた、何書いてんだ、俺。 明日もバイトだ、頑張ろう!                                 編集後記: