歴史を紐解く事の本質

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数年前まで自己啓発本マニアだったのですが、

どの書籍も結局似たようなことを書いていたように思い出します。

例えば、「インプットではなくアウトプット重視」とか「人間関係の見直し」等。

あと良く目にしたのは、「未来に目を見据えて数年おきのプラン構築が重要」という事。

その当時は、確かに人生設計を考える為に未来に目を見据えないといけないと感じていました。

勿論、今も夢の実現の為には欠かしてはならないことだとも思います。

ただ、一方で過去―現在―未来とある中で、過去を軽視するのは違うのではと今は思います。

言い換えれば自らが積み重ねた日々であるその軌跡が今の自分を作り上げているわけであって、

まずは自らの歴史と向き合うことを第一にしなくてはならないのではないのかな?と。

 

 

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過去からの決別をして新たな道を歩む人も多くいるでしょうし、

彼らを否定する権利は他人には無いと思っています。

それでも、その時代があって今の生き方があるわけですから、

「過去は過去」と割り切るのではなく、過去こそ自らの源泉と捉える事が大切だと思っています。

僕自身、それなりに満足ができる人生を送ってきていますが(今のところ)、

過去培ってきたこと(外国語や運動)が今多くの場面でプラスに働いていると強く感じます。

悪く言えば大きな苦労を知らないのかもしれませんが、小さな挫折は幾度も経験しています。

その時はそれなりに傷つきましたが、それを乗り越えたからこそ今があると断言できます。

 

さてここから本題に入りますが、今回のタイトルは「歴史を紐解く事の本質」ということで

今日は朝から回天顕彰会にて資料整理をしていました。

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実は、今年に入ってから会員の方で逝去された方が多くおられます。

特に以前会長を務められた方の急死が大変大きな事であり、

その方が長年保管されていた資料が多数存在するわけです。

僕が当会で資料関係を担当していることもあり、不慣れな中段ボール5個分を整理しました。

回天顕彰会の歴史は長く、残っていた資料も平成初期どころか昭和の資料が殆どでした。

毎年開催される追悼式の際の重要書類や全国の遺族の方々からの手紙や写真の山。

きちんと目を通していませんが、ここに戦後を生きてきた諸先輩方のまさに軌跡がありました。

便箋何枚にもわたる手紙や戦時中の写真、遺書と書かれた紙も見つかりちょっと吃驚しましたが、

僕たちが普段見聞しないような史実ばかりで、大変貴重な時間だったなと思います。

また、古い新聞も多数残っていて、懐かしさから興味深く拝読していました。(バブル頃でしょう。)

 

 

 

 

 

 

 

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個人にせよ国家にせよ、過去、歴史を認識することが将来の判断材料になると思います。

それを履き違える教育がなされたことは残念なことですが、自らの力で変える事ができるはずです。

特に今戦後70年で様々な意見が飛び交う中、日本人として日本に生活する一個人として

今こそどういった考えを持つか大切な時機に来ていると感じています。

 

編集後記:連日開催されている世界陸上ですが、アスリートの勝負は見ていて美しいです。

 

 

何年も鍛錬し続けてきた結果を試す舞台は彼らにとってかけがえのない時間であることでしょう。

僕のような一般人には想像がつかない世界ですが、多くの感動をもらえていると思います。