書籍レビュー:「爆買い後、彼らはどこに向かうのか」

今や知らない人はいない「爆買い」ですが、 早くもポスト爆買い況や「爆買い」後の話題もちらほら耳にします。 中国人観光客のニーズが物からコトへシフトし始めていることが挙げられています。 一方で、為替の変動や中国政府による何らかの規制を踏まえると、 確かに去年から今年程の爆買いはもう起きないのかもしれません。 今回購読した書籍の論調も、結論としては中国人旅行客の日本旅行の流れは今後も続き、 その中でここ最近の家電や消耗品等の商品購入だけにとどまらず、 例えば都心部を離れた田舎での地元ならではの体験等を求める動きが増えてくるといううものです。   そして大きな提言として、僕たち日本人の中国人へ対する考え方で改めるべきこともあるとしています。 例えば「爆買い」という表現は明らかに上から目線であり、中国人達もあまり良いように思っていません。 また、ホテルや旅館の中には中国人お断りのスタンスを取っているところもあるようで、 勿論マナー等問題がある部分は否めないものの、「おもてなし」の精神で説明する義務があるはずです。 日本のバブル期も海外で日本人の悪評が多々蔓延っていたことをきれいに忘れて、 被害者的なスタンスで中国人を非難するのは違うのではないのかと思います。   ここからは僕の推察ですが、日本人の心の中に中国人を下に見ているきらいがあるように思います。 はっきり言って、この思考回路から変えていかない限り、本来の意味での異文化交流はなされないと強く感じます。 僕自身、今年から通訳案内士の資格勉強をしているのですが、 改めて、もとい初めて日本の(本当の)歴史を学ぶ機会を得て感じたのは、 日本は中国という存在があったからこそ今があるということです。 邪馬台国の時代から中国王朝に朝貢を始めて、20世紀に戦争をするまでの間、 中国の立場が日本より上だったことは否定できない事実です。 上下関係という捉え方よりも、日本にとって中国から学ぶことがあったからこそ、 積極的に学びに行ったという捉え方の方が自然なのかもしれません。   確かに現代において、経済、文化等日本の方が中国より洗練されていると言えると思います。 価値観は一人ひとり違うわけで、果たして日本の今の在り方が素晴らしいと言えるのかは 100%言い切れないと個人的には思っています。 だからこそ、一日本人としてもっと謙虚な気持ちで中国人を受け入れて、意思疎通を図っていくことこそ これからの日中関係に大切なことなのではないかと信じています。   編集後記: 僕は先月から中国のタオバオというサイトで物販を開始しました。 現時点では何も売れておらず色々試行錯誤をする毎日です。 最近ようやく分かってきたのが、中国人が好むデザイン、表現等を理解しない限り成功しないと いうことです。何人かの中国の方と接触をして、これからまた教えを請うことになります。 すぐには結果は出ないと気楽に考えて、少しずつ前進していければそれで良いのかなと思っています。 また、物販をとかく独りで完結させようとばかり考えてきましたが、 これからは仕事のシェアを上手く図ることで、可能性を広げようとも思っています。 ただ暇になりたいという意味合いではなく、別の人の意見を聞くことの大切さを感じ始めた為です。 同時に、人に説明をすることで自分の理解も深まるとも言えるわけで、メリットは大きいと考えています。   今回の話ではないですが僕自身も一生涯物販を続けるつもりは毛頭なく、 「観光業」を今後の軸にしたいと思っており、その為の通訳案内士という資格取得を目指しています。 語学力に決定的な不足があることは常々感じており、ペーパー試験の勉強を継続すると同時に、 夏までに1か月程度留学に行ってみようと画策しています。 無い語学力とはいえ、聞き取りはほぼ問題はないのであとはどれだけアウトプットするかであり、 1か月間英語と中国語を缶詰で練習すればそれなりに惹きあがると踏んでいます。(資金の問題が第一ですが…。) 最近毎日のように「後悔のない人生を歩みたくない」と考えていて、やりたいと思ったことは行動するようにしています。 変な話、生活苦もあってゴルフ場でバイトを始めたのですが、これもお金以上に求める部分がありました。 例えばマニュアル車の運転の勘が戻ってきましたし、昨日は労働後に1人でタダでラウンドしました。 それ以外にも草刈りやチェンソーを使ったり等自称アウトドア生活を追求する僕にとっては役に立つ事ばかりです。 少々ポジティブに考えすぎな面もあるのは自認していますが、 自分の未経験な事にわざわざ飛び込むことでレベルアップできる自分を思い浮かべると楽しいなと思うわけです。 来年の今頃には、山か島で家を借りて、ほぼ完全自給自足生活をしていることを夢見ていたり笑