経営者への道のり~広州出張① 

1年ぶりの海外出張中です。去年に続いてまた広州にやって参りました。 去年は所属団体の研修旅行でしたが、今年は毎回恒例の単独旅行。 これまで20度程度海外へ来ていますが、複数人と連れ合ってきたのは 生来初の海外のカナダへのホームスティと大学時代後輩と出向いた北京、 そして去年の広州でほぼほぼ僕は個人プレーが多いなぁと感じます。 勿論、現地に誰かしらいてくれているパターンが殆どなので 100%自分だけで完結する事は稀であり、海外だからこそ 人との繋がりをより一層感じることになるわけです。   今回の旅の目的は自分が取り組んでいる商材の工場との直接取引、 それから広州市内の各市場を回って新商品のリサーチ及び開発です。 これまでにも展示会や市場巡り等をしてきましたが、 今回は以前よりもポイントが見定まっており、展開が楽しみです。   さて、「商売」のいろはをきちんと学ばぬまま個人事業主として3年が過ぎ、 今回縁あって新たなフィールドで研鑽を積む日々が始まっています。 僕が今まで続けてきた似非商売は所謂商品を左から右へ流すだけの 極めてイージーな「転売」に過ぎないことに気づかされており、 今後は海外現地でオリジナルの製品を製造していく「貿易」へと 昇華させることが短期的かつ長期的な目標になっています。 敢えて「短期」と「長期」の両方を書いたのは、 正直言って「作る」だけであれば今の僕の能力でも可能だと思っています。 ちょっと加工して販売するOEMであれば恐らく今回の市場見物中に 何個かサンプルを作る事にはなるでしょう。   勿論、言うは易く行うは難しですのでまた結果報告は致しますが、 単発ではなく継続的に製造メーカーとして長期的に商売を行う事は 大変難しい事であり、スムーズに進むことは稀であると感じます。 これは、今僕がとある環境に身を置かせて頂いている中で 日々起こるトラブルを見聞きしている中で体感しています。 商品不備、商品違い、納期遅れ、資金繰り、配送業者のトラブル等挙げたらきりがない程です。 それ以外にもライバルの出現、新商品の開発等やるべき事を探すより やらない事を明確にしておかないと軸がブレてしまうとすら感じます。   わざわざそんな領域に飛び込む事への躊躇から 先に述べたようなリスクの低い転売を続けてきましたが、 正直これに将来性はあまり望めないと徐々に感じてきました。 どんなビジネスでも最終的には大が小を食ってしまうことはつきもので、 現時点ではオンラインビジネス等で僕のような零細事業者も数多くいますが、 近い将来規模の大きなメーカーあるいはアマゾン、楽天等のポータルサイトが 勝てるぎりぎりの利幅に抑えて同業を潰していく世の中になっていくと思います。 そうなると、資金的に体力の無い人達は退場を余儀なくされます。 また這い上がれば良いのかもしれませんが、成功した実績のない個人が復活を遂げる為に 最も重要な資金集めは極めて難しいでしょう。 更に僕の場合は30も半ばに差し掛かろうとしており、仮に数年後力尽きたとすると そもそも望んでいない雇われ生活すらもままならない恐れがあります。   となると、これからすべきことは地力をつける事しかありません。 広く浅い知識ではなく、何かを徹底的に学んで専門家になることで 一つの商材のプロとして戦って行く事が唯一の道でしょう。 これもメンターから事あるごとに伝えられている事をそのまま述べただけですが、 曲がりなりにもこの物販業界で一応飯を食ってきていた中でしたのでとても腑に落ちる指導でした。 来年からある商材のスペシャリストになる為に海外生活をスタートしますが、 僕自身が自分自身に負けなければ間違いなくチャンスはあると感じています。   とはいえ、人を頼ってばかりいるのは性に合わないですし、 自分で動いて失敗してもそれも経験値となると信じているので、 今回はあくまで自分なりの方向性を見出すべく取り組んでみようと思っています。 ここで作れなくても別のフィールドで実現するチャンスもあるかもしれませんし!   編集後記: 今日起床後周囲を少しランニングしてみました。 中国のどの地域も歩行者道路に無駄に段差が多いです。 自転車はバイクと同じ場所を走るので影響は無いのでしょうが、 車椅子の人とか全く考慮していないと感じます。 どれだけ経済的に豊かになっている中国でも インフラの面で日本は高い水準であることは間違いないですね。