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意外とややこしい交通違反の仕組み 点数の減り方はどうなっている?ちょっと調べてみた結果報告。

この記事では、自動車運転の違反点数に関してまとめてみたいと思います。

普段車を運転する事が多い方は、どうしても事故や違反が頭をよぎってしまいますよね。誰しも「よーし、今日は人を⚪︎してやるぞー、」と運転をする人はこの世にいないわけで、予期せぬ事からトラブルが起きてしまうのは否めないと思います。最近私の連れに当たる存在の人間が点数が無くなってしまい、講習を受けないといけないらしいです。

たまたま今日話を聞いたのですが、指定された日の午前中に講習を受けて、午後から奉仕作業?を受けることで1ヶ月免停がクリアになるとのことらしく、午後の奉仕作業ってのが個人的にはツボでした。(経験者の方すみません・・・)

かくいう、私、20年来ずっとゴールド免許なんです!

今まで喰らった違反は一方通行のみです笑 特にペーパードライバーというわけではなく、車も6台位乗ってきてますし、何なら東京、千葉、岡山、広島、山口と都会や田舎暮らしで運転してきているので、自分で言うのもなんですが運転には問題がない人間であろうと思っています。(それ以外はさておき・・・。)

と言うわけで、今回はぶっちゃけ知りもしないような交通違反に関して調べてみた結果をお伝えしてみたいと思います。

この記事では、

 

交通違反の概要

点数の減り方の詳細

点数を減らさない為には?

 

上記の内容でお送りさせて頂きます。

 

主要な交通違反と違反点数

交通違反は、道路交通法に基づいて定められており、違反の種類や程度に応じて違反点数が課されます。違反点数は運転免許の累積点数に影響を与え、一定の点数に達すると運転免許の停止や取り消しなどの処分が行われます。以下に、主要な交通違反とそれに対応する違反点数について説明します。

スピード違反

スピード違反は最も一般的な交通違反の一つです。制限速度を超過する速度に応じて違反点数が異なります。

  • 制限速度を30km/h未満超過した場合:1〜3点
  • 制限速度を30km/h以上50km/h未満超過した場合:6点
  • 制限速度を50km/h以上超過した場合:12点

信号無視

信号無視も重大な交通違反です。赤信号や停止線を無視した場合、以下の点数が課されます。

  • 赤信号無視:2点
  • 一時停止無視:2点

飲酒運転

飲酒運転は極めて危険な行為であり、厳しい処分が課されます。血中アルコール濃度や呼気中アルコール濃度に応じて違反点数が異なります。

  • 呼気中アルコール濃度が0.15mg/L以上0.25mg/L未満の場合:13点
  • 呼気中アルコール濃度が0.25mg/L以上の場合:25点
  • アルコール検知拒否:35点

無免許運転

無免許運転は法律に反する行為であり、重い違反点数が課されます。

  • 無免許運転:25点

過労運転

過労運転は、運転者が疲労状態で運転することであり、事故のリスクが高まるため、違反点数が課されます。

  • 過労運転:3点

追い越し違反

追い越し違反は、禁止された場所での追い越しや不適切な追い越しを指します。

  • 追い越し禁止場所での追い越し:2点
  • 危険な追い越し:2点

安全運転義務違反

安全運転義務違反は、運転者が安全運転を怠った場合に適用されます。

  • 安全運転義務違反:2点

シートベルト未着用

シートベルト未着用は運転者および同乗者に課される違反です。

  • シートベルト未着用(運転者):1点
  • シートベルト未着用(同乗者):0点(指導警告のみ)

これらの違反は、交通安全を確保するために設けられており、違反点数はその重要性を示しています。運転者は常に交通ルールを守り、安全運転を心がけることが求められます。違反点数が累積すると、免許停止や取り消しのリスクが高まり、最悪の場合は重大な交通事故につながる可能性があるため、日頃からの注意が必要です。



違反点数が累積した場合の影響

交通違反による違反点数が累積すると、運転者に対してさまざまな影響が生じます。違反点数の累積は、運転免許の停止や取り消しといった重大な処分につながるため、運転者にとって大きな問題となります。以下に、違反点数が累積した場合の具体的な影響について説明します。

点数制度の概要

違反点数制度は、交通違反の種類や重さに応じて点数が加算される仕組みです。一定期間内に累積された点数に応じて、運転免許に対する処分が決定されます。違反点数は通常、1年間(初心運転者の場合は2年間)でリセットされますが、重い違反がある場合は累積期間が延長されることもあります。

累積点数と処分

違反点数が累積すると、以下のような処分が課されます。

免許停止 累積点数が一定の基準を超えると、運転免許の停止処分が下されます。免許停止期間は累積点数によって異なります。

  • 累積点数6〜8点:30日間の免許停止
  • 累積点数9〜11点:60日間の免許停止
  • 累積点数12〜14点:90日間の免許停止

免許取り消し 累積点数がさらに高くなると、運転免許が取り消されます。免許取り消し後は、再度免許を取得するためには一定の期間が経過し、再試験に合格する必要があります。

  • 累積点数15点以上:1年間の欠格期間
  • 累積点数25点以上:2年間の欠格期間
  • 累積点数35点以上:3年間の欠格期間

免許停止中の影響

免許停止中は、運転が禁止されるため、以下のような影響があります。

  • 通勤や業務への影響:運転が業務に不可欠な場合、仕事に大きな支障が出る可能性があります。特に運転を職業とするタクシー運転手や配送業者などは、収入に直接的な打撃を受けます。
  • 生活の不便:公共交通機関が発達していない地域では、日常生活の移動手段が制限され、買い物や病院への通院などが困難になることがあります。

再教育や講習

違反点数が累積した運転者は、免許停止処分を受ける前に再教育や講習を受けることが義務付けられる場合があります。これにより、交通ルールの再確認や安全運転の重要性を再認識させることが目的です。

  • 違反者講習:累積点数が6〜14点の運転者が対象で、講習を受けることで免許停止期間が短縮されることがあります。
  • 運転者教育プログラム:累積点数が高い運転者や、重大な交通違反を繰り返した運転者が対象で、より詳細な教育が行われます。

保険料の上昇

交通違反の累積点数が多い運転者は、自動車保険の保険料が上昇することがあります。保険会社はリスクの高い運転者とみなし、保険料を引き上げる傾向があります。

社会的影響

運転免許の停止や取り消しは、個人の信用にも影響を与えることがあります。特に職場や家庭において、交通違反の多さが問題視されることがあり、社会的な信頼を失う可能性もあります。

違反点数の累積は運転者にとって多大な影響を及ぼすため、日頃から交通ルールを守り、安全運転を心がけることが重要です。



違反点数の軽減措置

違反点数の軽減措置

交通違反により累積した違反点数は、運転免許の停止や取り消しなどの処分を受けるリスクを高めます。しかし、一定の条件を満たすことで、違反点数を軽減する措置が存在します。これにより、運転者は交通ルールを再確認し、安全運転の意識を高めることができます。以下に、違反点数の軽減措置について詳しく説明します。

違反者講習

違反者講習は、累積点数が6〜14点の運転者を対象に実施される講習です。この講習を受けることで、違反点数が軽減される場合があります。具体的な内容と効果については以下の通りです。

- **講習内容**:交通ルールの再確認、安全運転の重要性についての講義、シミュレーション訓練などが行われます。
- **軽減効果**:講習を受講し、修了すると、違反点数が3点減点されます。ただし、この措置は1年間に1回のみ適用されます。

運転適性検査

運転適性検査は、運転者の運転能力や適性を評価するための検査です。この検査を受けることで、違反点数の軽減が期待される場合があります。

- **検査内容**:視力、聴力、反射能力、注意力などの検査が行われます。運転シミュレーターを使用して実際の運転状況に近い環境での評価も行われます。
- **軽減効果**:検査結果が良好であれば、違反点数が1点減点されることがあります。

違反点数のリセット

違反点数は一定期間内に累積した場合に処分が課されますが、無違反期間を維持することでリセットされる場合があります。

- **無違反期間**:1年間(初心運転者は2年間)の無違反期間が継続されると、累積点数はリセットされ、ゼロに戻ります。ただし、重大な違反を犯した場合はリセットの対象外となります。

認定交通安全教育

認定交通安全教育は、交通違反や事故を起こした運転者に対して実施される教育プログラムです。このプログラムを受講することで、再発防止のための知識を深めるとともに、違反点数の軽減が図られます。

- **教育内容**:交通事故の原因分析、被害者の声の聴取、安全運転の実技訓練などが行われます。
- **軽減効果**:教育プログラムを修了すると、違反点数が2点減点されることがあります。

善行措置

善行措置は、特定の善行を行った運転者に対して違反点数を軽減する措置です。例えば、交通事故現場での救助活動や交通安全啓発活動などが該当します。

- **対象行為**:交通事故現場での迅速な救助活動、交通安全運動への積極的な参加など。
- **軽減効果**:該当する善行が認められると、違反点数が1点減点されることがあります。

実際の手続きと注意点

これらの軽減措置を受けるためには、所定の手続きが必要です。具体的には、所管の警察署や運転免許センターで手続きを行うことが求められます。また、軽減措置は一部の特定条件に限られるため、すべての違反者が対象となるわけではありません。

よりわかりやすい点数基準の説明

運転免許の点数は0点から加算される

「違反をして2点ひかれた」という表現は誤解を招きます。実際には、違反点数は0点から累積していきます。例えば、違反で2点追加されたら、0+2=2点のペナルティです。次に1点の違反をすると、2+1=3点になります。違反ごとに点数が累積されていき、その累計が処分の基準になります。

運転免許の点数は6点で免停

違反点数が6点を超えると免停になり、その期間は30日です。例えば、2点の違反を3回繰り返すと6点で免停です。免停になると指定期間内はクルマを運転できません。

今の持ち点(違反点数)を知る方法

現在の違反点数を知るには、「累積点数等証明書」を発行します。最寄りの警察署、交番、自動車安全運転センターで申請し、交付手数料630円を払います。約2週間で自宅に届きます。インターネット照会はありません。

免許の点数がリセットされるタイミング

リセットその1:過去1年間、無事故無違反

最後の違反から1年間無事故無違反なら累積点数がリセットされ0点に戻ります。

リセットその2:過去2年間、無事故無違反

過去2年間無事故無違反なら、3点までの違反が3か月無違反ですごせばリセットされます。

リセットその3:免停になった

免停になると、期間終了後に点数はリセットされますが、「前歴1」となります。免停の回数が増えるごとに「前歴2」「前歴3」となり、違反の配点が厳しくなります。前歴を消すには、違反者講習を受けるか1年間無事故無違反ですごす必要があります。

免停になると配点が変わる

前歴がある場合、違反点数の基準が厳しくなります。前歴0では6点で免停、前歴1では4点、前歴2では2点で免停となります。免取の場合、前歴0では15点、前歴1では10点、前歴2では5点で免取です。

免停より重い免取

免取は、重大な違反(飲酒運転、ひき逃げなど)で即時に行われます。免取になると再取得のための「欠格期間」が設けられ、その間は免許を取得できません。

点数を減らさないために

運転免許の点数を減らさないためには、日常的な運転においていくつかの基本的な注意点を守ることが重要です。以下に、点数を減らさずに安全運転を続けるための具体的な方法を紹介します。

1. 法定速度を守る

法定速度を超過すると、速度超過として違反点数が加算されます。特に見通しの良い道路や夜間はスピードを出しがちですが、常に制限速度を守ることが重要です。

2. シートベルトを着用する

シートベルトの未着用も違反となります。運転席だけでなく、同乗者全員がシートベルトを着用しているかを確認しましょう。

3. 信号を守る

赤信号無視や黄信号での急加速は重大な違反です。信号の変わり目でも無理に進行せず、安全に停止することを心掛けましょう。

4. 一時停止を徹底する

停止線のある交差点や見通しの悪い場所では、一時停止を必ず守りましょう。見逃しやすい標識も注意深く確認する習慣をつけることが大切です。

5. 交通状況に応じた運転

渋滞時や悪天候時など、交通状況に応じた運転を心掛けましょう。急ブレーキや急ハンドル操作は避け、安全な車間距離を保つことが重要です。

6. 飲酒運転をしない

飲酒運転は重大な違反であり、一発で免許取消となる場合もあります。飲酒した場合は絶対に運転しないようにし、代行運転や公共交通機関を利用しましょう。

7. スマートフォンの使用を避ける

運転中のスマートフォン使用は、注意力が散漫になり事故の原因となります。運転中はハンズフリー機能を使用し、必要なら安全な場所に停車してから使用するようにしましょう。

まとめ

運転免許の点数制度は、交通違反を防ぎ、安全運転を促進するための重要な仕組みです。しかし、多くのドライバーにとって、その仕組みは非常に複雑で理解しづらいものとなっています。ここでは、点数制度の基本的な要素とポイントを簡潔にまとめました。

運転免許の点数は、違反を犯した場合に0点から累積して加算されます。多くの人が「点数を引かれる」と誤解していますが、実際には違反点数が追加される方式です。例えば、2点の違反を犯すと0点から2点が加算され、さらに1点の違反をすると合計3点になります。

違反点数が累積して6点を超えると、30日の免停となります。これは累積点数によるものであり、違反の回数ではありません。免停中は車を運転することが禁止されます。

一方、重大な違反を犯した場合には、免許取消(免取)となり、再取得のための欠格期間が設けられます。免取になると、一定期間内は免許を再取得できないため、日常生活や仕事に大きな影響を及ぼします。

現在の違反点数を確認するには、「累積点数等証明書」を取得する必要があります。これは最寄りの警察署、交番、自動車安全運転センターで申請でき、約2週間で自宅に届きます。インターネット照会は利用できないため、事前に手続きを行うことが重要です。

違反点数は一定の条件を満たすことでリセットされます。過去1年間無事故無違反の場合、累積点数はリセットされ0点に戻ります。さらに、過去2年間無事故無違反であれば、3か月無違反ですごすことで最大3点の違反がリセットされます。

免停になると「前歴」が付き、次回の違反点数の基準が厳しくなります。前歴が1回ある場合、4点で免停、10点で免取となり、前歴が増えるごとに基準がさらに厳しくなります。前歴を消すには、違反者講習を受けるか、1年間無事故無違反で過ごす必要があります。

運転免許の点数制度を理解することは、安全運転を実践するための重要な一歩です。違反点数が累積しないように日々の運転に注意を払い、制度の仕組みやリセット条件を把握することで、免停や免取を防ぎ、安心して運転を続けることができます。



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