ビジネス拡大のジレンマ~船場吉兆の没落から感じた事~

曲りなりにも商売をしている私にとって、商売をすることは日々大変と感じています。 余談になってしまいますが、ここ数年来私がほぼメインで販売してきたサイトが一昨日強制的に削除されてしまい、 ここ数日売上0になってしまっています。本当に0円です。これは本当にきついものがあります。 また、新たなサイトを立ち上げて再開する為に日々歩んでおりますが、果たしてどうなることやら・・・。 来年早々どこかに雇われることも視野に入れつつ、必要以上にネガティブにならないように心がけています。   私情が入りすぎると客観性が失われるので適切ではないのですが、事業を行うことの大変さに関して書いてみたいと思います。 丁度今TBSでオンエアされている番組で船場吉兆の食品偽装事件に関して放送されています。 結局のところ、この食品偽装は自分で蒔いた種という評価がなされるわけではありますが、 誤解を恐れずに言えば、ビジネスを維持する為についやってしまったという面があると思ってしまいます。 商売を自身でやっているあるいはやった方にしかこの気持ちは分からないとは思いますが、 お金を稼ぐということの大変さは本当に大変なものがあります。   会社員であれば与えられた職務をしてその対価が得られるだけなので、ある意味物凄く楽です。 勿論、組織の中で仕事をするプレッシャーや人間関係等を鑑みると、どっちが良いとかは比較できないのかもしれませんが、 少なくとも生きる為のお金を稼ぐ観点においては事業者は日々苦労していることは否めません。 それが故に、船場吉兆のような一流料亭ですらも商業的感覚に魔が差してしまい、ありえない過ちを犯してしまったと。 食品偽装という言い逃れの出来ない失態ではありますが、ビジネスの維持及び拡大の難しさを自分なりに感じてしまう部分はあります。   個人的に感じるのは、船場吉兆が犯した一番大きな罪は先祖代々続いた道を閉ざしたということだと思います。 どんなビジネスでも長く続けることが出来ればいつかは確実に花開くものだというのが持論です。 それが一流、二流等第三者のレッテルはさておき、一時的に結果が出ることは僕も含めてそれほど難しいことではなく、 何年、何十年続けられてきたことは先駆者達が重ねてきた結果でありそれを断ち切った事実は相当重いものがあると感じます。 逆に言えば、先代の力を駆使して結果を出せるのはある意味当たり前であり、全くの裸一貫で結果を出さない限り、本当の意味での 評価には繋がらないではないかと僕は思います。   少し話は変わりますが、僕はプロ野球を観るのがラグビー観戦の次に好きで、このシーズンオフの契約更改も注視していました。 一番驚いたのは巨人の杉内俊哉投手の4億5000万の年俸ダウンで、そのニュースを見た時「マジで!?税金大丈夫か?」と心から感じました。 勿論多額の貯金をしているのでしょうが、少なくとも来年の年俸である5000万を越える税金を払うことは間違いないわけで、想像を絶します。 僕ら庶民におきかえると、例えば給料350万円もらっているのに500万円所得税払わせるようなものか、いやはるかにそれ以上でしょう。   何が言いたいというと、一事業にしても、プロスポーツ選手にしても頑張った分の対価が得られることは諸刃の剣だということです。 勿論数字が出たときは嬉しく、成功者の感覚を得られるんだろうとは思います。 ただ、果たしてその事業が来年もうまくいく保証は無く、「税金」という恐ろしい爆弾と共存していかなければならないリスクがあります。 だからといって後戻りは出来ないわけで、僕に言わせるとお金を稼ぐことはある意味で危険な行為だと思わざるを得ません。   僕に重ねるならば、「わざわざサラリーマンを何故辞めた?」と指摘されてしまうのは関の山ですが、理由が複雑で正直答えを出せません。 自由を求めるとその分の犠牲があるのは事業をする前から分かっていましたが、想像以上のプレッシャーがあったことを身を以て感じています。 まして今年は、最愛の母親を亡くした事でメンタルも普段以上に安定していないところがあり、人間ってちっぽけな存在だなと思う時間が増えてきています。 とはいえ、僕なりに反旗を翻す為に残り少ない2015年を生きている自分がいて、不安な中でもポジティブに考えるようにしています。   個人的な内容が増えてしまいましたのでこの位にしますが、ビジネスの拡大あるいは失敗に対するプレッシャーに打ち勝つことができてこそ、 事業主として階段を一段上ることができると思っているので、今の苦労を乗り切れるように頑張ろうと思います。   編集後記: 今日からGarmin225Jを着けてランニングを開始しましたが、さすがの機能性だと驚いています。 少々不正確ながら心拍数の測定やリアルタイムのラップ等見やすく非常に使いやすいです。 更に凄いのが225Jに記憶されたデータがPCに送信されることで、以下のように非常に明瞭なデータ管理をすることができました。   WS000002   来年からもランニングを精力的に取り組む上で、間違いなく役に立ってくれると信じています。