喫煙とスポーツ

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たまたまハンドボール日本代表の喫煙問題を取り上げているので興味深く観ていました。キーとなっているのが「煙草=100%害悪」、「日本代表」という立場と言えるでしょう。元々は吸ってはいけない場所で吸っていた跡が見つかったことがきっかけでしたが、それよりも上記2点が一人歩きして議論になっているように思えます。

まず煙草は百害あって一利なしという点。日本ではこの点が希薄なように感じます。勿論、吸うのは自分の勝手で他人にどうこう言われる筋合いは無いと言う意見もあるでしょう。分煙も進んでいるわけで、場所を気をつければ他人に迷惑を掛けることも少なくなってきています。

ただ、スポーツ選手となると科学的にもパフォーマンスに影響することは認められている為、本気で結果を残したいのであれば、煙草はタブーというのは理にかなった事だとも感じます。逆に、サークル程度の運動等であればまさに自己責任と言えるでしょう。個人的には、健康になる為に運動をしていて煙草を吸うようでは本末転倒だとも感じますが・・・。

そして、自己責任内かそれ以上かが2点目の「日本代表」がこの点にも影響してきます。要するに国からの援助=税金を使って結果を出すべき立場であるという自覚が薄かったことが原因でしょう。各個人の認識以上に指導者達がどこまで選手を管理できていたかの監督責任にも影響してくると思います。

番組内で室井さんが唯一「選手他たちがあまりにも可哀想だ」という論調でしたが、確かに一理あるとは思います。ただ、結果が出ていないからこそ叩かれてしまう事になっている以上、重く受け止めるしかないと言えるでしょう。他スポーツに目を向けて、サッカー日本代表やラグビー日本代表の選手がどれだけ煙草を吸っているか不明です。全くいないとは考えにくいと思います。でも、吸っていることがニュースになったことはこれまで無いでしょう。

煙草を吸うから弱いんだと言うことは、結構乱暴な意見だと個人的には思います。結局結果が出ていない現実を盾に強者である周囲が弱者を叩いている縮図になってしまっていないでしょうか。

勿論、国の代表という自覚は必要です。そして、勝つ事を第一に置くことも勿論重要なことです。でも、だからと言って煙草を必要以上に持ち出してさらし者にしてしまうことは少し残念だなと感じます。

編集後記:ちなみに僕は一切煙草を吸いません。生理的に受け付けないからです。でもだからと言って友人が吸うことには抵抗ないですし、嗜好品の最たるものと思っています。

気分転換になるっていうことは良く聞くことですし、煙草によって得られる精神的充足感もあると思います。ただ元喫煙者の多くの人は止めて良かったという声のようですので、中々煙草派は厳しい世の中ですね・・・。

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