
会社勤めをしていると何年かの周期で職場が変わるのは避けられないことだと思います。
組織の規模が大きくなればなるほどその確率は高まるでしょう。
先日仲の良い友人と飲んでいる時そんな話になりました。
ちなみにその彼は同僚と比べても明らかに長く同じ部署にずっといて、昨年末にようやく部署が変わりました。
話題はそのことではなく、別の同僚のことでたまたま僕もその人間を知っていたのですが、
どうやら1年毎に職場が変わっているようです。で、彼曰く上司から信頼されていないとのことでした。
つまり、いまいち人間関係をうまく作れないが故に、いわゆる「飛ばされる」はめになっているわけです。
でも、人によっては逆の考えの場合もあるのかなとも感じます。
つまり、上司が自信を持って他部署に送り出せないので、ずっと異動させずに置くということです。
自分なりに答えを出したいと思ったので、まず僕が社会人時代を思い出してみることにしました。
因みに僕が勤めていた企業は全世界に拠点があるいわゆる大企業(一流?)でしたので、配置転換は多い類になるでしょう。
ただ、僕は結局3年経たずに転職をしたので、配置転換は経験することはありませんでした。
でも同期たちを見ると早い人で2年、長い人で5年程度でグループ会社や他部署への異動もしくは海外長期研修等
いくつかのパターンで配置転換を経験しているように思います。

確かに、周りから評判が良い子、もしくは仕事が出来る子は長い期間同じ部署にいる割合が高いようにも感じます。
たまたま僕の居た時期に部門の再編成(事実上の異動)が行われていたた為状況は違うので一概には言えません。
まして、先述した方のような1年置きに職場が変わるなんてことは後にも先にも見たことがありません。
とはいえ、少なくとも言える事は、わざわざ組織を分解してまで人材を入れ替えるリスクは少々ではないはずなので、
質の高い人材は出来る限り自分の手元に置いておきたいというのが上司の心情なのだろうと感じます。
加えて言うならば、仮に仕事ができても生意気だったり常識が無い後輩は容赦なく「飛ばされて」しまうのも性でしょう。
(最近の若い子は常識が無いことを反省するのではなく無難に仕事をこなすことを美徳と捉えているきらいがありますし。)

僕自身フリーランスの立場なので、誰かに指示される仕事ではありません。
ただ、いくつかのコミュニティに参加している際、ほぼ全員が年上の方です。
勿論、組織のように頻繁に叱咤をされるようなことはそうそうないのでしょうが、
やはりビジネス同様何かの目的に向かって一緒に進んでいくことは変わらないと思っています。
ある程度の「馬鹿な愛嬌」と自分の職務を確実に遂行することを常に念頭においていければと思っています。