1.腹式呼吸
腹式呼吸とは、簡単に言えば「息を吸う時にお腹を膨らませて、吐く時にお腹を凹ませる」呼吸法です。
実はボイトレに通う前からそこそこ習得していたのですが、発声法はこの腹式呼吸ありきです。
その理由としては、胸式呼吸だとどうしても喉を酷使してしまう為です。
日常生活で一日中喋り続けたり、カラオケでもずっと歌うとこの症状になって声枯れしてしまいます。
かくいう僕も未だカラオケではすぐ喉がボロボロになるので完璧にマスターしているわけではないです。
ただ、ふと気づけば常に腹式呼吸をしているようなので、これだけは成長の証だと思っています。
余談ですが、どの健康本にも腹式呼吸が良いと書かれているので、一挙両得と言ったところでしょうか笑

2. 8秒間鼻で吸って、8秒間口から吐く。
腹式呼吸を掴んで来たら、この訓練法に取り組む価値があると思います。
僕の場合、どういうわけか吸う力が弱いようで、まだ8秒間できません。
ただ、吐く時間は明らかに長くなってきていて15秒位はできるようになりました。
ボイトレに通い始めた当初、ブレスが多すぎるという指摘を受けていました。
無駄に息継ぎが増えてしまうと、変に聞こえてしまうことは否めません。
でもここ最近は随分向上したのを僕自身も実感していて、この訓練の賜物であると感じています。
3. ドレミファソラシドと一音ずつ発声する。
音痴だと思われている方は、毎日この音合わせをすれば間違いなく向上すると思います。
歌い出しの最初の音がずれると後はなし崩し的に狂い続けてしまっているようですので、
まずは一つ一つの音を出来る限り適切に覚えることが必要なことだと思います。
そしてここから大切なことは、それぞれの音を発生する際に表情(特に口の動き)を意識することです。
ドであれば口を大きく開ける、ミであれば口を横に広げて笑顔になるように心がけるなどです。
また、毎回講師の方に注意されることの1つが、声を後ろに響かせることなのですが、これが難しい。
表情と声の出し方を同時に意識することは今の僕には難しいですが、日々鍛錬だなと思っています。
4.あおえおいうあおの繰り返し+早口言葉
発声と同時に取り組むべきなのが滑舌を良くすることになります。
早口言葉はアナウンサーの訓練法でも良く耳にしますが、
その前段階として「あおえおいうあお、かこけこきくかこ…」と口を動かす運動も大切です。
僕はサ行とタ行の滑舌がとりわけ苦手なので、早口言葉も含めて時間を長く費やしています。
正直まだ目に見えて改善してはいないのですが、諦めずに取り組んでいきたいと思っています。

4. 声を出しながらお腹を出したり引っ込めたりする。
実は、今これに一番手こずっています。
どういう物かを文字にするのは少し難しいのですが、「あー」と声を出しながら
お腹をゆっくり引っ込め、その後勢いよくお腹を出すことを何度か繰り返します。
そしてこれは、ビブラートのトレーニング法になります。
所謂喉を使うビブラート(というのか分かりませんが)とは根本的に違っていて、
今まで僕が駆使していたそれはまさに似非だったことに気づかされています。
講師曰く半年でどの生徒さんは完璧にマスターするとのことらしいのですが、
僕の苦手な部分の1つであるものの毎日練習してどうにか会得したいと思っています。
さて、今回書いた内容は歌唱力の向上方法が大半ではありましたが、
日常生活でも役に立つというか寧ろ普段の喋り方にこそ効果があると思います。
日々向上する感覚を持てることは新鮮で嬉しいことなので、是非参考にしてもらえると嬉しいです。
編集後記:
今週から5時半起きをスタートしました。
そのきっかけとなった書籍は、「自分を変える習慣力」です。