書籍レビュー

書籍レビュー「マシュマロテスト」

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まずマシュマロテストを簡潔に説明すると、心理学者でこの書籍の著者でもある

ウォルター・ミシェルが子供達を中心にある実験を行った結果を意味します。

 

その内容としては、子供たちは今すぐに1セントのキャンディーをもらうか、

1週間後に10セントのキャンディーをもらうか選ばせるものだったのですが、

この結果が導き出すのは、後者を選ぶことができた自制心が強い子供はその後の人生で

あらゆる場面で柔軟に対応することができたということです。

例えば、肥満指数が低かったり、SATの点数の結果が高かったりあるいは

様々な欲求不満やストレスに対処することができる割合が高かったことが挙げられています。

 

興味深いことにここ数十年の間、経済界を発端にまるで逆の事が言われてきました。

つまり、今1000円もらうよりも来年10,000円もらうことを選ぶ行為は機会損失となるので

「金銭価値」ならびに「投資」の観点からして今すぐ1000円受け取るべきだという考え方です。

投資、投機に関しての是非はここでは割愛しますが、私個人的には嫌いです。

それは、結局金が全てとしか見ていないが故に、その先にある対象に対しての感覚が薄れ、

責任も曖昧になってしまってしまう、その悪例がサププライムローンの破綻であると考える為です。

ですので、このマシュマロテストにおいて、我慢できた子供は成功する確率が高いという結論は

至極説得力があると同時に何か大きな希望のようなものを感じます。

 

サブプライム住宅ローン2

 

この書籍はそのデータ評価で終わるのではなく、ここからが本題と言えます。

自制心が生来のものなのか、教育によって伸ばすことができるのかということです。

結論からいうと、ある程度の遺伝子的要素はあるとはいえ、家庭あるいは学校での教育を通じて

一定の効果を上げることができるとされています。

「If~ then…」プランに基づき、「もし~をしたら、その時には…だ。」と考える習慣を身に着けることで

何らかの誘惑にとらわれた時もそれに抵抗することができるようになるということです。

例えば、外国語の勉強をスタートするとします。

「朝起きて、パソコンの画面を見たら=If」

「英単語帳を開いて10個単語を覚えよう=then」ということになります。

これに工夫を加えるとすれば、パソコンのディスプレイに単語帳の写真か何かを

貼っておくこともより効果的に働くのかもしれません。

 

単に○○をしない、とか●●を今後継続するとただ決めただけではそれを継続することは難しく、

例えばダイエットあるいは様々な依存症の改善の際にも、自分の中でルールを設けることによって

自らの目標や課題に対する取り組みを最適化することができるというわけです。

 

個人的には非常に合点がいく内容で、是非応用したいと考えることが1つあります。

それは断酒、とまでは行きませんが節酒することです。

ここ数か月間、僕は毎日欠かさず一定量のお酒を夜飲むようになってしまっていました。

身体のだるさや金銭面、はたまたマラソンのタイム等あらゆる面に悪影響が出ているにも関わらず

その呪縛から逃れることができずに時間が経っていました。

 

それがついに今週の火曜に決断しました。こんな生活を改めようと。

久々に3日間お酒を口にしておらず、今日も明日も全く飲む気はありません。

が、日曜日は帰省してきた友人達と飲むので、これはどうしても外せない。

従って、僕の生活から酒を完全に分離することは無理だろうと自覚しています。

ただ、家でむやみやたらと飲む生活をしないと「今は」心に誓っています。

いつ頃になるかは定かではありませんが、また確実に飲みたいと思う日が来るので、

その時にどう対処するかにこのイフ~ゼンを駆使しようと考えています。

Ifは「家でお酒を飲みたく(なりそうに)なったら」と定めるしか無いので、

Thenは「予め財布にお金を入れない。」とか「ファミレスに行く=家に帰らない」とか色々試案しているところです。

そして更に、秘密?兵器を用意しているのですが、1つはノンアルコールビールです。

 

ドイツ産のノンアルで、昨日から飲み始めています。

冷やせば喉ごしが潤うので、これとノンアルカクテルが代替飲料です。

そして、夜間のバイトを新たに始めることにしていて、明日丁度面接です。

これが通れば夜5時から10時頃まで定期的に仕事をすることができるので、

ひもじい生活への潤いだけでなく、お酒からも離れることができて一挙両得です。

職種も僕が一番好きなジャンルなので、是非意気込みを見せてきたいと思っている次第です。

 

編集後記:

とはいえ、飲む時は飲もうとも思っています。

例えば友人たちと居酒屋で盛り上がる時は、もう馬鹿みたいに飲むでしょうね笑

ただ少なくとも慢性的にアルコールを体に入れているのと比べれば、

美味しさも格段に上がっていることと思います。

早速5日空けて飲む日曜日が今から楽しみです~。

そもそも論を言えば、酒なんて飲まないに越したことはないんですけどね…泣