リベラルアーツ

現場の重要性~たこ壺専門家は不正解~

最近はほぼ毎日酒を煽りながらテレビを観るのですが、今日はスクープ映像に関する番組を観ています。

これはよくある視聴者とかのビデオ映像ではなく、再現VTRを数十分に渡って放送するものです。

丁度今観ていたのは、離陸直後に飛行機にあらゆる不具合が出て無事に着陸できるかというものでした。

結果的に機長の的確な判断で大事故にならずに済みましたが、原因は規定以下の基準で製造されたある部品でした。

勿論、どんなことでも想定外のことは起きてしまうわけで、その時どう解決するかは必須のことなのかもしれません。

ただ、敢えて強く言いたいのは、果たしてそれぞれの現場で担当している関係者がどれだけ最終形態を想像できているかということです。

言い方を変えれば、たった1つの部品が今回の事例のようにあらゆる装置に影響を与えてしまうことは想定していて然るべきです。

与えられた仕事だけしているだけでその後を想像できなかったからこそこういう事故が起きてしまったと断言できます。

 

少し話は脱線しますが、今一般的にはスペシャリスト(専門家)がジェネラリスト(何でも屋)より高価値だと認識されているように感じます。

その好例が外注化=アウトソーシングで、その道を得意とする分野の人に委ね、自分のビジネスに集中するという話をよく耳にするわけです。

それはそれで間違ってはいないと思います。最速で物事を成す上では意義深いことでしょう。

でも、僕個人的にはそれに対して肯定的な見解を持っていません。

例えば生活する中で、「僕の得意分野は料理を作ること、あなたは食べ物を取ってくるところだから共に頑張ろう」と話し合ったとします。

最初のうちは上手くいくかもしれませんが、果たしてその相手が病気になったり裏切ったりと色々な可能性があり得ると思います。

主観を踏まえて言うならば、何となく得意なことばかりに集中して苦手なことを敬遠することのリスクは想像以上に大きいのではということです。

ただ、現実世界ではどうしても専門家な生き方にならざるを得ず、ある分野にはものすごく強いけれど、それ以外はよく分からないということが起こり得るわけです。

 

話を戻すと、今を生きる多くの人が、とにかく自分の専門とする分野だけをこなしたらそれでOKという役割分担が染みついていると言わざるを得ず、

それがひいては飛行機事故しかりあらゆるトラブルの元凶なのではないのかと感じます。

勿論、全てのことを完璧に自分でこなすことは簡単なことではなく、時間もかかると思います。

だったら人に任せたほうが楽だし、何かあったときも含めてその人の存在があるという意見も一理あると思います。

では、一昔前の日本を思い浮かべてほしいのですが、日常生活の大半のことを自分でこなしてきました。

周囲とシェアするのは唯一物々交換位で、物の修理とか何かを作ったりとかはたいていの人はできたんじゃないでしょうか。

僕は今ボーイスカウトの他いくつかの共同体に所属していますが、年配者の現場での器用性には目を見張るものがあります。

全てを書けませんが、例えば自然での過ごし方や機械が壊れた時の対処等極めて的確な判断をしています。

果たして僕が同じ立場に立った時同じ動きができるとは到底思えませんし、心から恥ずかしくなってしまいます。

社会では「何でも屋」と揶揄する声もありますが、僕に言わせればあらゆる分野に知識と経験を持つ事はまさにpricelessだと思います。

 

こう見えて僕はそれなりに学問が好きで、ここ数年来意識している事に「リベラルアーツ」という分野があります。

一言で言うと「学際」で、要するに様々な知識を結集することに重きを置く研究なのですが、先に述べた分野とリンクすると個人的に思っています。

ただ、文系の学問となると文献等の書籍に当たることに重きを置くことになってしまいがちで、現場が少々疎かにならざるを得ないかもしれません。

様々な知識を脳に集約化させる事から、如何にそれをアウトプットに活かすことへ昇華させることが大切なのかと感じます。

烏滸がましい表現になりますが、僕は書籍で学ぶ知識を大切にすると同時に、参加している共同体で現場での経験を通じて多くを学んでいて、

日々試行錯誤ではありますが、知識と行動、インプットとアウトプットを上手く組み合わせることに意義深さを覚えているわけです。

テレビを付けると、○○の分野の著名人が話題について良い悪い等語っていますが、僕に言わせれば「ふうん。へぇ。」としか思えません。

世間で有名なタコツボ専門家よりタコもアワビも取れる漁師さんの方がよっぽど魅力的だと思うのは僕だけではないと信じています笑

 

編集後記:

最近13年振り位に髪を染めました笑

前回、大学時代に最後に染めた時は完全な金髪だったので、

それと比べれば大した脱色ではありませんが、美容師によると来月の方が明るい色になるとのこと。

今は会社勤めじゃなく個人事業だし、ゴルフ場のバイトもヘルメット被るので「没問題」と自己解釈しています~。

夏はは坊主にでもしようかな~。

 

 

 


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