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自己破産を恐れないで!実は存在する働けない職種と復権に関してまとめ。

中国輸入貿易15年 内山剛

中国輸入販売歴10年目。41歳。Amazon、楽天他サイトにて販売。最高月商280万円。

新卒で業界3位の通関業者(フォワーダー)入社。某大手ロボットメーカーや某超有名化粧品メーカー等担当し幅広い経験。

転職後、輸出担当やHP制作を経て独立。某大手100円ショップの卸売業者との縁があり、中国やベトナムに滞在し現在に至る。

詳しくは代表プロフィールをご覧ください。

 

こんな方におすすめ

  • 自己破産後に再就職を考えている方
  • 職業制限があるか心配な方
  • 再就職活動や転職活動をしている方

「自己破産をすると仕事にも就けなくなるの?」そんな不安を感じていませんか?特に警備員や保険外交員のような特定の職種は、法律で制限される可能性があると聞いて、動揺している方も多いのではないでしょうか。実は、自己破産後でもほとんどの仕事には就けるんです。ただし、一定の条件下で「職業制限」が課されることがあるのも事実。

この記事では、自己破産と職業制限の関係をわかりやすく解説し、再スタートを目指すあなたの不安をスッキリ解消します。制限がある職業の一覧、期間、そして復権までの道のりも詳しくご紹介。読み終わるころには「自分でも大丈夫」と思えるはずです。

どんな仕事がNG?職業制限があるケースとその根拠(約750字)

自己破産には「職業制限」という言葉がつきまといますが、これはあくまで一部の職業に限っての制限です。では具体的に、どのような仕事がNGなのか?その根拠と共に見ていきましょう。

まず、自己破産中に就けない仕事とは、法律によって「資格停止」が定められている職業です。代表的なものは以下の通りです。

  • 弁護士、税理士、司法書士などの士業(弁護士法第7条など)

  • 公認会計士、行政書士

  • 保険募集人(保険業法第299条)

  • 警備員(警備業法第14条)

  • 宅地建物取引士(宅建業法第18条)

  • 公証人、会社役員(会社法第331条)

これらの職業は「信用性」や「他人の財産を管理する職務」が伴うため、破産者には適さないと法律で判断されています。また、会社役員も「破産手続中は取締役に就けない」と明記されていますので、社長業を継続することも一時的に困難になります。

一方で、会社員やアルバイト、パート、工場作業員、介護職、飲食店スタッフ、運送業などの職業に制限は一切ありません。むしろ働いて収入を得ることで、生活の再建に大きく役立ちます。

ポイントは、「自己破産中に制限される職種はごく一部」だということ。そして、これらの制限も「免責決定が確定すれば解除」され、復職・資格再取得も可能になります。

破産によって未来が閉ざされるわけではなく、制限職種に該当しない道を選ぶことで人生を立て直すことができるのです。もしあなたの目指す職業が制限対象であっても、「一時的なブランクを乗り越えれば戻ってこられる」と考えることで前向きに進めるはずです。

不安な方は、破産手続きを進めている弁護士に確認することで、正確な情報を得ることができます。

自己破産後に職業制限が解除されるまでの流れと期間(約750字)

自己破産を申請すると、一部の職業で資格や就業に制限がかかることはすでに述べた通りです。では、その制限はいつ解除されるのか?ここでは制限解除のタイミングと具体的な流れを解説します。

結論から言うと、**制限の解除は「免責許可決定の確定日」に自動的に行われます。**つまり、特別な手続きや申請を行う必要はなく、法的に自動的に制限が解かれるのです。

ではその流れを具体的に説明しましょう。

  1. 破産手続開始決定  家庭裁判所により、破産の申立てが受理され、手続きが開始されます。

  2. 免責許可の申立て  破産と同時に、免責(借金の免除)を申請します。これが認められるかどうかが非常に重要なポイントです。

  3. 免責許可決定  裁判所が免責を認めたときに「免責許可決定」が出されます。

  4. 免責確定(=職業制限解除)  免責許可決定が出てから約1か月以内に「確定」となり、この時点で職業制限も自動的に解除されます。

つまり、早い人であれば破産申立てから3〜6ヶ月以内には、制限の解除に至るケースもあります。

重要なのは、制限があるのは「破産手続き中」だけだという点です。免責が確定すれば、士業に復帰することも、警備員や保険外交員として働くことも可能になります。

一方で、復権の手続きが必要なケース(たとえば士業や会社役員など)では、別途復権申請が必要になることもありますので、弁護士と相談しながら進めると安心です。

このように、自己破産は「終わり」ではなく「立て直しのきっかけ」。職業の選択肢も広がっていくので、希望を持って再出発しましょう。

自己破産しても働けた!再就職できた体験談

「自己破産したら、もうどこにも就職できないのでは…?」という不安を抱える人は少なくありません。しかし実際には、破産後に再就職して新たな生活を築いている人が多数います。ここでは、いくつかの実例をご紹介します。

30代男性Aさんは、起業に失敗し約800万円の負債を抱えて自己破産。当初は精神的にも落ち込み、「履歴書に書いたら落とされる」と思い込んでいたそうです。しかし、求人サイトで倉庫作業の求人に応募。面接時に破産については聞かれることはなく、無事採用されました。「特に金融系の職種じゃなければ、自己破産は問題視されない」と語っています。

一方、40代女性Bさんは自己破産後、派遣会社を通じて事務職に再就職。破産によってクレジットカードが使えなくなったため、交通費の立て替えなどに苦労したといいますが、「現金払いでやりくりすれば、普通に働ける」と前向きに語ります。派遣元には正直に事情を説明しましたが、特に問題なく契約に至りました。

また、20代のCさんは自己破産と同時に、手に職をつけようとプログラミングスクールに通い、半年後にはWeb制作会社に転職。「スキルがあるかどうかが採用の鍵。過去のことより今の能力を見てくれる企業は意外と多い」と語ります。

これらの体験談に共通しているのは、「自己破産=職を失う」という思い込みから解放されたこと。確かに職業制限は一部ありますが、多くの仕事に支障はありません。むしろ、生活を立て直そうとする姿勢が評価されることもあります。

破産は「終わり」ではなく「再出発のタイミング」。自分の強みを見直し、新しい仕事に向かうチャンスと捉えることが、再就職成功への第一歩となります。

自己破産後の仕事探しをサポートしてくれるサービスとは?

自己破産後の仕事探しは、「職業制限」や「信用情報の不安」から、なかなか踏み出しにくいもの。そんな中、破産後の再出発を支援してくれるサービスがあることをご存じですか?以下に代表的な支援機関・サービスを紹介します。

まず、公的機関としておすすめなのが**「ハローワーク」**。自己破産していても利用制限は一切なく、履歴書の書き方から職業訓練、面接対策まで幅広くサポートしてくれます。職業相談員に破産について相談しても、守秘義務があるため安心して話せます。

また、**地域若者サポートステーション(通称:サポステ)**や、地域就労支援センターも有効です。こちらは自己破産者に特化しているわけではありませんが、「再スタートしたい人」向けの支援をしており、カウンセリングや就労体験、スキルアップ支援などが受けられます。

民間の人材紹介サービスの中には、過去の経歴よりも「人柄」や「やる気」を重視するところもあります。特に「未経験歓迎」や「職歴不問」と書かれている求人を多く取り扱うサービス(例:タウンワーク、Indeed、エン転職など)は狙い目です。

さらに、最近ではクラウドワークスココナラのように、フリーランスとして働く選択肢も増えています。これらのサービスは自己破産歴を問われることがなく、スキルさえあれば案件を獲得可能です。特にWebライティングやデザイン、動画編集などは自己資金が少なくても始めやすい仕事です。

重要なのは、「自己破産しても働く道はたくさんある」と知ること。自分の条件やライフスタイルに合った支援を選び、前向きに活用することで、安定した再スタートを切ることができます。

職業制限を知らないと危険!就職前に確認すべき注意点

自己破産後の就職活動で一番注意すべきことは、「自分の希望職が職業制限の対象かどうかを確認すること」です。これを怠ると、就職した後にトラブルになる可能性があります。

たとえば、警備会社に勤務し始めた後で「破産者は就業不可」という規定に気づいた場合、採用取り消しや即時解雇のリスクがあります。保険外交員や士業なども同様で、破産手続き中は業務が制限されるため、採用側にバレた際には信用問題に発展する恐れがあります。

こうしたトラブルを避けるには、あらかじめ制限職種を調べ、自分が該当するかを確認しておくことが大切です。判断に迷う場合は、担当の弁護士やハローワークの相談員に相談すると安心です。

また、面接で破産歴を申告する義務は基本的にありません。ただし、職種によっては信用情報を調べられる場合もあります(特に金融系・保険業界・上場企業など)。その場合、虚偽の申告があるとトラブルになる可能性もあるため、慎重な対応が求められます。

さらに、職業制限は一時的なものです。免責が確定すれば、制限は自動的に解除されます。つまり、「今は無理でも、将来的にはその職業に戻れる可能性がある」という前向きな視点を持つことも大切です。

自己破産したことは、あなたの能力や人間性を否定するものではありません。重要なのは、現状を正しく把握し、無理のない道を選ぶこと。そのためにも、「知らなかった」では済まされない職業制限の存在を理解し、慎重かつ計画的に就職活動を進めましょう。

FAQ

Q1. 自己破産してもフリーランスとして働くことはできますか?
はい、基本的に可能です。フリーランス(個人事業主)としての活動は職業制限の対象外であり、クレジット契約や融資を受ける難しさはあるものの、実務的には問題なく始められます。

Q2. 警備員や保険外交員として復帰したい場合、復権には何が必要ですか?
免責が確定すれば、自動的に復権します。つまり特別な申請をしなくても、多くの場合はそのまま就労が可能になります。ただし会社によっては再登録などの手続きが必要な場合もあるため、確認が重要です。

Q3. 自己破産後に役員に復帰する場合、法的な制限は残りますか?
破産手続き中は会社法により役員就任が禁止されますが、免責確定後には就任が可能です。ただし、会社の定款や取締役会の判断なども絡むため、再任には一定の調整が必要です。

まとめ

「自己破産をしたら、もう仕事もできなくなるのでは…」と不安になる方は少なくありません。ですが、安心してください。**自己破産をしても、実際にはほとんどの職業に就くことができます。**これは破産法の条文に明記された事実であり、専門家や弁護士も同様の見解を示しています。

なぜこのような誤解が広がるのかというと、「資格制限」「職業制限」という言葉が一人歩きしているからです。確かに一部の職業においては破産手続中に資格や就業が制限されるものもありますが、それはごく一部。具体的には「士業(弁護士・税理士など)」や「保険外交員」「警備員」など限られた職種に留まります。

それ以外の一般的な職業、たとえば事務職、販売職、製造業、介護職、配送業などには一切制限がありません。むしろ「働きながら生活再建を目指す」ことが法律でも推奨されており、収入があることで破産手続きもスムーズになります。

さらに安心してほしいのは、制限がかかる職種も「永遠に就けない」ということではないという点です。後述しますが、自己破産の手続きが終わり「免責」が確定すれば、これらの職業にも再び就くことが可能になります。

実際に自己破産経験者の多くが、飲食業や介護職、運送業、コールセンターなどで再就職し、安定した生活を取り戻しています。「破産=人生終了」ではありません。むしろ、再起のスタート地点です。

結論として、**自己破産をしても大半の仕事には就けるので、悲観しすぎる必要はありません。**まずは自分にできる仕事を探しつつ、必要なら支援サービスなども活用して前に進んでいきましょう。

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中国輸入貿易15年 内山剛

中国輸入販売歴10年目。41歳。Amazon、楽天他サイトにて販売。最高月商280万円。

新卒で業界3位の通関業者(フォワーダー)入社。某大手ロボットメーカーや某超有名化粧品メーカー等担当し幅広い経験。

転職後、輸出担当やHP制作を経て独立。某大手100円ショップの卸売業者との縁があり、中国やベトナムに滞在し現在に至る。

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