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知らなきゃ危険。輸入ビジネスの“落とし穴”はあなたの想像以上に深い.

中国輸入貿易15年 内山剛

中国輸入販売歴10年目。41歳。Amazon、楽天他サイトにて販売。最高月商280万円。

新卒で業界3位の通関業者(フォワーダー)入社。某大手ロボットメーカーや某超有名化粧品メーカー等担当し幅広い経験。

転職後、輸出担当やHP制作を経て独立。某大手100円ショップの卸売業者との縁があり、中国やベトナムに滞在し現在に至る。

詳しくは代表プロフィールをご覧ください。

こんな方におすすめ

  • これはダミーのテキストです
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近年、「輸入は国内で買うのと同じくらい簡単」というイメージが広がっています。クリックひとつで海外商品が届き、個人輸入もビジネス輸入もハードルが下がったように見えます。しかし――実際の現場では、法律・通関・国際物流の壁が当たり前のように存在し、「知らなかった」では済まないリスクが数多くあります。

私はフォワーダー(通関業者)として法律や物流の実務を学び、その後15年間輸入ビジネスを続けてきました。その中で「これは国内と同じ感覚で買うと危ない」「やらかすと即アウト」という失敗も経験してきました。

今回の記事では、
「輸入の仕組み」
「なぜ“簡単そうに見えて”実は難しいのか」
「初心者がハマる落とし穴」

を、実体験を交えながら分かりやすく解説します。

輸入は“簡単そうに見えるだけ”という現実

インターネットと越境ECの普及により、海外商品は「ワンクリックで買える時代」になりました。タオバオ、1688、AliExpress、Shein、Temu、海外Amazon、欧米のセレクトショップ——どれもスマホで登録し、住所を入力すれば簡単に購入できるようになっています。配送スピードも年々速くなり、数年前までは10〜20日かかっていた荷物が、今では最短4〜7日で届くことも珍しくありません。

この便利さが、「輸入=国内通販の延長線」という誤ったイメージを生み出しました。
しかし、これはあくまでも“表面的な入り口だけ”が簡単になっただけで、本質的な輸入の難しさは10年前と何ひとつ変わっていないのです。

■2010年頃は“買うだけでも大変”だった

私が輸入ビジネスを始めた2010年前後は、今のような便利さはありませんでした。

  • 海外決済は弾かれる

  • クレジットカードがロックされやすい

  • ショップの会員登録すら通らない

  • 日本への直送NGが当たり前

  • 代行業者の住所を挟まないと買えない

  • 配送は追跡なし・荷物紛失も頻繁

つまり、「買う」前の段階で何度もつまずく時代だったのです。

■今は“買えるようになっただけで、輸入が安全になったわけではない”

多くの人が誤解しているのはここです。

買えるようになった、届くようになったからといって、
“輸入が合法かどうか”とはまったく別問題です。

現在は、

  • 決済

  • 住所入力

  • 国際配送
    これらの難度が劇的に下がったことで、「輸入=簡単」という錯覚が生まれています。

しかし、海外ショップから商品が発送された瞬間に、
税関・法律・貿易ルール・成分規制などの“本当の壁”が一気に立ち上がります。

ここを理解していないと、
最初の1回目の輸入で

  • 税関没収

  • 廃棄処分

  • 書類要求

  • 課税のトラブル

  • 最悪は違法扱い
    に遭遇する可能性があります。

つまり、
入口は広くなったが、出口(合法的に届けること)は何も変わっていない。
これが現代の輸入の本質です。


最大の落とし穴は“法律”──薬機法・商標・ブランド品

輸入における最大の罠は、“見えない法律”です。
初心者の8割が最初にぶつかり、知識がないと確実にトラブルになります。


■薬機法:最強クラスの危険ゾーン

日本の薬機法は世界でもトップクラスの厳しさです。
海外では普通に売られている

  • サプリ

  • 健康食品

  • 美容クリーム

  • 発毛剤

  • 美白クリーム

  • ホルモン系の成分
    などは、日本では医薬品扱いになることが多く、
    許可なく輸入すると“違法扱い”になることがあります。

さらに怖いのは、
海外の商品ページには一切注意書きがないこと。

海外ショップは
「日本で合法かどうか」
など気にしてくれません。

その結果、

  • 自分用に買ったつもりが税関没収

  • 成分表が原因で破棄

  • 「医薬品に該当」と判断され検査対象
    といったことが普通に起こります。


■商標・ブランドは“本物でも止まる”

ブランド系はさらに複雑です。

初心者が勘違いしやすいのが、
「本物なら合法」という誤解。

本物であっても、

  • 並行輸入のルール

  • 国内権利者の意向

  • 日本のみ禁止のデザイン要素

  • ロゴの一部が類似している
    などの理由で、普通に止まります。

さらに怖いのは、
“本物っぽいけど微妙に違う商品”。

いわゆる

  • モディファイ品

  • デザインが似ているだけ

  • 一部ロゴの位置が違う
    こういう商品は、
    99%の確率で税関で廃棄。

海外では普通に売られていますが、日本では完全アウトです。


■海外ショップは「日本の法律」を一切守ってくれない

最も危険なのは、
海外ショップも代行業者も日本側の責任を負わない
という点です。

-「発送したからOK」
-「税関で止まるのはあなたの責任」
-「返金はできない」
-「日本の法律は知らない」

というスタンスが基本です。

つまり、
輸入者=あなた自身が唯一の責任者。
これを知らずに買うと、確実に損します。


“通関で止まった=助かった”という考え方を持つべき理由

通常、税関で荷物が止まると、多くの人は
「最悪…どうしよう…」
と落ち込みます。

しかし、実際はその逆で、
止められた時点であなたは守られている
と考えるべきなのです。


■通関は“最後の安全フィルター”

税関の仕事は、

  • 違法・危険なものを国内に入れない

  • 権利侵害品の排除

  • 成分規制違反の防止

  • 日本の商習慣の保護
    などです。

税関で止まらなかった場合、
“違法品がそのまま市場に流れる”
という非常に危険な状況になります。

通関は、
あなたを守る最後の砦
なのです。


■スルーされる方が実は怖い

意外なことに、初心者が知らないリスクがこれです。

税関がスルーしてしまい、

  • 手元に届いた

  • なんとなく問題なさそうだから販売した
    これが最も危険。

後から
「それ違法品ですよね?」
と指摘されれば、
輸入者であるあなたに全責任が来ます。

これは

  • 個人輸入

  • ビジネス輸入
    どちらでも同じ。


■税関の判断は“命綱”

通関で止まることで、

  • 違法販売の前にストップ

  • 責任があなたに降りかかる前に防止

  • 罰則回避

これらをすべて実現しています。

つまり、
税関はあなたを助けている存在
なのです。


私自身の失敗──“大丈夫だろう”は通用しない世界

私はフォワーダーで通関実務を学び、その後 15 年間輸入ビジネスを続けています。それでも、最初の頃は「これは大丈夫だろう」という甘さで何度も失敗しました。


■実際に経験した“アウト”の事例

以下は私が実際に体験した赤裸々な失敗です。

●成分アウトで通関没収

海外で人気の美容クリームを仕入れたところ、
日本では医薬品扱い→即廃棄。
代行業者もショップも何も助けてくれませんでした。

●雑貨のつもりが“輸入禁止品”

海外では普通の雑貨。
しかし日本の食品衛生法の対象 → 完全にアウト。

●ショップの説明を鵜呑みにして失敗

「日本へ発送可能」と書いてあったが、
税関が許可したわけではない。
発送はされたが通関では止まり、荷物は廃棄。

●感覚だけで仕入れた商品が実は完全NG

「この成分は大丈夫でしょ」という思い込みが命取り。
調べたら輸入禁止品目だった。


■経験者でさえ“100%理解は不可能”

輸入は

  • 国ごとに法律が違う

  • 成分規制が頻繁に変わる

  • ブランドの保護範囲も国によって異なる

  • 商標の判定も複雑
    こうした要素が常に絡むため、
    経験者でも判断を誤ります。

だからこそ
「大丈夫だろう」という感覚が最も危険なのです。


■私が伝えたいこと

私は失敗を何回も経験したことで、
“知識がないまま輸入する危険性”
を誰よりも理解しました。

だからこそ、これから輸入を始める人には
「知らないうちに違法になる」
という最悪の事態を避けてほしい。

そのために、私は今も情報を発信し続けています。


国内と海外は“法律の前提”が違うと理解しよう

海外では普通に売られ、一般家庭でも日常的に使われている商品でも、日本に持ち込むとなった途端に厳しい法律の対象になります。


■日本は世界トップクラスの規制国家

日本の輸入時に関わる法律は多岐にわたります。

  • 薬機法

  • 食品衛生法

  • 消防法

  • 電波法

  • 商標法

  • 著作権法

  • 関税法

  • ワシントン条約

  • 動物検疫

  • 植物検疫

そしてそれぞれが
海外とは全く違うルール
で運用されています。

海外で合法でも、日本では禁止。
海外では普通でも、日本では検査対象。
これは日常茶飯事です。


■“輸入者=すべての責任者”という考え方

輸入の世界では

  • ショップ

  • 代行業者

  • 配送会社
    誰もあなたを守ってくれません。

責任は100%輸入者。

「知らなかった」は通用しない世界です。


■輸入は“国内通販とは別次元の行為”

最も重要なのはこの事実です。

国内で買うのと同じ感覚で輸入すると、
いつか必ず痛い目を見る。

輸入は

  • 法律

  • 成分

  • 権利

  • 税金

  • 通関手続き
    これらを総合的に理解して初めて“安全に成立する行為”なのです。

その代わり、
正しく理解すれば圧倒的に強力な武器になります。
輸入できる人材は市場価値が高く、
ほぼすべての物販ビジネスに応用可能だからです。

まとめ

・輸入は“決済と配送”だけ見れば簡単
・しかし本質は「法律を理解して扱う行為」
・薬機法、商標、ブランド関係は特に危険
・通関で止まるのはむしろ助かっている
・知らないまま輸入すると犯罪者になる可能性すらある
・経験者でもミスをするほど難しい世界
・個人輸入であっても同じルールが適用される

だからこそ、
「国内で買うのと同じだろう?」という感覚は捨てるべき
なのです。


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中国輸入貿易15年 内山剛

中国輸入販売歴10年目。41歳。Amazon、楽天他サイトにて販売。最高月商280万円。

新卒で業界3位の通関業者(フォワーダー)入社。某大手ロボットメーカーや某超有名化粧品メーカー等担当し幅広い経験。

転職後、輸出担当やHP制作を経て独立。某大手100円ショップの卸売業者との縁があり、中国やベトナムに滞在し現在に至る。

詳しくは代表プロフィールをご覧ください。

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