こんな方におすすめ
- 輸入ビジネスで失敗したくない人
- OEMを考えている人
- 税関トラブルを避けたい人
中国輸入を始める人の多くが最初に不安を感じるのが税関です。
「税関で止まったらどうしよう」
「没収されたらどうしよう」
「罰金になるのかな」
実際、税関で貨物が止まることは珍しくありません。
しかし私がフォワーダー営業として数多くの輸入案件を見てきた経験から言うと、税関で止まる人には共通点があります。
運が悪かったわけではありません。
税関が意地悪をしているわけでもありません。
多くの場合、事前準備不足です。
そして面白いことに、何度も税関で止まる人は同じようなミスを繰り返しています。
今回は、私が実際に見てきた「税関で止まる人の共通点」を5つ紹介したいと思います。
1. 商品の法律を調べていない
税関で止まる人の中で最も多いパターンです。
商品を見つける。
利益計算する。
仕入れる。
ここまではやります。
しかし法律を調べません。
実は輸入で重要なのは、
売れるか
ではありません。
輸入できるか
です。
例えば、
医療機器
化粧品
食品
電気製品
革製品
木製品
動植物由来製品
これらは様々な法律が関係します。
薬機法。
食品衛生法。
PSE。
ワシントン条約。
植物防疫法。
家電製品を輸入したらPSEが必要だった。
化粧品だと思ったら薬機法対象だった。
革製品がワシントン条約対象だった。
こうした事例は珍しくありません。
私自身も輸入現場で何度も見てきました。
利益計算の前に法律確認。
これをしない人ほど税関で止まります。
2. サプライヤーの説明を鵜呑みにしている
中国輸入初心者によくあります。
サプライヤーが言っていたから大丈夫。
工場が問題ないと言ったから大丈夫。
これが危険です。
なぜなら税関は中国人ではなく日本の法律で判断するからです。
例えば、
「日本へたくさん輸出している」
「問題なく送っている」
と言われても安心できません。
その商品が本当に日本の法律に適合しているとは限らないからです。
実際に税関で確認されるのは、
証明書
材質
成分
用途
です。
中国側の説明ではありません。
輸入者自身が理解しているかどうかです。
最終責任は輸入者にあります。
ここを理解していない人ほど税関で苦労します。
3. 商品名を適当に書いている
税関担当者は超能力者ではありません。
インボイスに書かれた内容で判断します。
ところが初心者は、
Gift
Sample
Accessory
Parts
など曖昧な記載をしてしまいます。
これが非常に危険です。
例えば、
LEDライト
モバイルバッテリー
化粧品
医療機器
これらを曖昧な名称で申告すると確認対象になりやすくなります。
税関は不明な貨物を最も嫌います。
何の商品なのか。
何に使うのか。
何でできているのか。
それが分からないと止まります。
正確な商品説明は想像以上に重要なのです。
4. 利益計算ばかりしている
中国輸入初心者の多くは利益率に夢中になります。
利益率50%。
利益率70%。
ライバル不在。
そんな商品ばかり探します。
しかし税関トラブルを防ぐための勉強はしません。
実際には、
利益商品探し
より
法律確認
の方が重要です。
私が見てきた失敗事例の多くは、
売れるかどうか
ばかり考え、
輸入できるかどうか
を考えていませんでした。
輸入できなければ利益はゼロです。
この当たり前のことを忘れる人は意外と多いのです。
5. 初回から大量仕入れしている
これは本当に危険です。
初心者ほどやります。
利益率が良い。
だから300個。
500個。
1000個。
いきなり仕入れる。
しかし初回輸入は分からないことだらけです。
税関。
検査。
規制。
品質。
不良率。
実際に輸入してみないと見えない問題があります。
だから経験者ほど小ロットから始めます。
10個。
20個。
50個。
まず確認します。
しかし初心者は利益計算だけを見ます。
結果として、
税関で止まる
販売できない
在庫になる
という流れになります。
輸入で一番高い授業料は大量仕入れです。
だからこそ最初は慎重に進めるべきなのです。
まとめ
税関で止まる人には共通点があります。
法律を調べない。
サプライヤーを信用しすぎる。
商品説明が曖昧。
利益ばかり見ている。
大量仕入れをする。
税関トラブルの多くは事前に防げます。
だから私は輸入初心者にこう伝えています。
「1688を見る前に法律を見ろ」
売れる商品探しも大事です。
しかしその前に、
輸入できる商品なのか。
そこを確認する方が何倍も重要なのです。