海外輸出をしている人でほぼベーシックに使っているのはEMSだと思います。
で、次に多いのがSAL便かepacketなのではないでしょうか。
個人的には、SAL便は一度しか使ったことは無く、正直epacketの頻度は高かったです(過去形)。
その理由としては、SAL便の本来のメリットであるEMSよりは早くて金額が安いという強みがepacketに寧ろ及ばないと感じたからです。
で、そのepacketですが、決定的なウィークポイントがあります。
それは、トラブル時の対応が頗る悪いということ。
これには理由があって、米国行きであれば向け地である米国についてからはUSPSという悪しき企業が管轄になってしまうことも一因です。

正直、USPSってかなりサービス悪いというのが経験談です。
到着しているのにデータが更新されないならまだしも、そもそもそういう窓口としての連絡先がどこにも載っていない・・・。
勿論、トレースはできます、トレースは。最初の画像の右上にトラッキング番号を打ち込むと、以下のように情報は出てきます。

ただ、明らかにトランジットもしくは到着しているはずなのに1週間近くデータが更新されていないことがままあります。
そういう時は、まずEmail Updateに自分のアドレスを入力します。

一応、やることはやってくれるので、遅れ遅れでもアップデートをメールに送信してくれるようにはなります。
まずはこの手続きをするだけで多少の意味はあると思います。
では、お客様がかなりイラついている場合や届いた荷物にダメージがあった場合。緊急性が極めて高い時の連絡先です。
※先に申し上げて起きますが、epacketの場合、日本郵便はEMSのように力になってくれません。
結局こちらでも分かる情報を伝えてくるだけなので、自力で行動することをお勧めします。

上記の画像の通り、HELPのCONTACT USを開くと一応それっぽいところに行き着きます。
で、電話番号があります。英語が話せる人なら掛ければどうにかなると思いますよね?
これまで20回以上掛けましたが、一度も繋がりませんでした。
あ、繋がりませんでしたというのは厳密に言えば真実ではないのですが、こちらが求めるカスタマーサービスには一切繋がりません。
1時間くらいずっと掛け続ければやる気の無いアメリカ人が電話に出るのかもしれませんが、僕にはその根性はありませんでした・・・。
ではメールはどうか。

まず、めちゃくちゃ使いにくいです。
わざとクレームを減らそうとしているのと勘ぐりたくなる位項目が無駄に分けられています。
で、どうにか行き着いたと思ったら、国内向けのみでinternationalには対応しない項目に行き着く始末・・・。
僕はこの時あまりにも腹が立ったので、何とか連絡する方法を探しました。そうしたら見つかりました。

少し小さいので見辛いかと思いますが、右下にメールアドレスが見えると思います。
ここは返金の項目のPO BOX専用のアドレスなので、ぶっちゃけ今回の配達状況とは関係ないです。
もしくは製品のダメージで返金を求める場合も関係ない項目です。
で、僕はここにメールしました。内容を簡単に書くと、
「貴社のサービス使って日本から米国向けに送っているんですが、2週間経っても情報が更新しません。
どのような状況なのか至急調べて下さい。」
いわゆる無難な内容です。暫くして返答が来ました。
「こちらはその件に関して対応する部署ではありません。こちらにお電話ください。」
想定内の公務員的返答が来ました。
ただ、救いだったのがこのメールがauto replyではなかったことです。
すかさずこのメールに返信をし、いわゆるmissingなんだからきちんと調べるよう強く促しました。
その後、数日経ってお客様の元に無事届いたメールが届いたので、一応仕事をしてくれたんだろうと思っています。
結論としては、epacketが悪いと言うより米国輸出時のUSPSが元凶というところで今回のブログを終わらせていただきます。